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確かな住宅性能を活かした 全館空調で快適な毎日を過ごす
すぐ近くに海を感じられる地域で生まれ育ったKさん。社会人になってから故郷を離れましたが、船乗りとして責任ある仕事で活躍。引退してからも大型船の水先案内人として、海に関わり続けています。子供たちは独立し、伊佐市で奥様と二人暮らし。そんなとき、空き家だった実家の傷みが激しくなったため、家を解体することにしました。依頼したのは、当時のK邸のリフォームを通じて信頼関係を築いていた異島住建。そして解体を機にKさんの思いは、家族・親族が集うセカンドハウスの計画へと進んでいきました。
相談を受けた同社の異島社長は、快適でコンパクトな平屋を提案。生活必需空間だけでなく、趣味を楽しめる共有の書斎も設けてあります。リビングを吹き抜けにすることで、小屋裏の空間をロフトとして活用するなど、無駄のない造りが見どころ。さらに、パッシブエアコンを導入して全館空調を実現。冬は床下から暖気が立ち上り、夏は天井から冷気を送るシステムなので、部屋間の気温差が少なく体に負担をかけません。すでに冬の快適さを経験したご夫婦は、これから坊津で過ごす時間を楽しみにされています。
「別荘感覚で使いたい」との要望からスタートしたK様の住まいづくり。そのときに住まれていた家は、薪ストーブで冬の暖を取っていました。年齢のこともあり、新居にはデコスドライ断熱+パッシブエアコンで、エコな全館空調を提案。冬は、屋久杉由来のスギを使った床板自体が温まって床暖房のようにポカポカするのも気持ちいいんですよ。