地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
粋でいなせな職人の心意気と技能を凝らした和の極み

- 鹿児島市/I邸
- 【施工エリア】鹿児島、北薩、南薩、姶良・伊佐
- 【面積】延床:189.00㎡(57.17坪)
1階:139.00㎡(42.04坪)
2階: 49.00㎡(14.82坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】お問合せください
大工と左官で築いた、誇るべき木造住宅
名うての左官職人の自宅はやはり、すごい。完成して5年経つ今でも、室内にはさわやかな木の香りが漂い、あたかも新築のようです。
家が長持ちするためには、湿気は大敵。高温多湿の鹿児島ではなおさらです。長年の経験に裏打ちされた左官職人としての知識と技能を生かし、結露のない家を目指したIさん。信頼できる相棒として、旧知の赤瀬川建設に大工を依頼しました。大工と左官の手による木造住宅の素晴らしさを、自らが家を建てることで確信したかったのだそう。加えて、後進の若い職人へ技術を伝承することも目的でした。
外も内も、家中すべてが職人の手仕事によるもの。きめ細やかな意匠が凝らされ、どこをとってみても、思わず感嘆の声が漏れるほど見事です。庭に面した縁側の脇には、洗い出しの戸袋が完成。昔ながらの左官が作る戸袋も、今では非常に珍しいものとなりました。玄関の上品な聚楽壁(じゅらくかべ)は、少しでも塗りムラが出ると、また一からすべて塗りなおさねばならないほど、繊細な技術を要するもの。リビングの大天井を見上げると、帯状に巡らされた凸凹の装飾、蛇腹引き(じゃばらひき)が整然と施されています。左官に負けじと大工も腕を振るい、書院や欄間、建具、小さな造作に至るまで、隙がありません。この家には、職人たちの技の〝粋〟が注がれています。



県産材をぜいたくに使用した温もりあふれる木造住宅
鹿児島県産材をふんだんに使用、人工建材を一切用いることなく、自然素材のみを使って建てた木造住宅のI様邸。湿気の多い鹿児島。なおかつ、川沿いの立地ということもあり、結露を抑えることが最大のテーマでした。まさに大工と左官の腕比べ。各々の職人が威信をかけて、らつ腕を振るった相乗効果もあり、健やかに暮らせる、丈夫で美しい住まいが完成しました。
赤瀬川建設
TEL:099-218-8865
プランづくりにあたっては、お客様のお好みやご要望を丁寧に伺い、その
内容と長年の家創りの経験を踏まえ「ひとつひとつの夢をカタチに」してまいります。また、古き良き日々を感じながらも世代に合わせたご提案で施主様と一緒に“ 自慢のマイホーム”を創っていきます。