地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
各世代の生活を大切にした新しい2世帯住宅のカタチ

- 鹿児島市/H邸
- 【施工エリア】
- 【面積】延床:233.00㎡(70.48坪)
1階:152.00㎡(45.98坪)
2階:81.00㎡(24.50坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,500万円〜
珪藻土の壁と無垢の床に包まれた心地よい暮らし
木をふんだんに使った同社のモデルルーム「薩摩町家」を見学したところ、その魅力にひかれ家づくりを即決。木材の持ち込みを相談すると、快く引き受けてくれたのも決め手となりました。また偶然ですが、少し前に友人が同社で家を建てていたのも参考になったそうです。
玄関には、一部屋ほどの広さがある玄関クロークを設け、造り付けの木の棚にキャンプや釣り、ゴルフなどのレジャー用品を整理しています。ガラスの掃出し窓があり、外から直接荷物の出し入れができるのがポイントです。LDはあえて収納を設けずに、広々とした空間使い。小物はすべてキッチン横にある3帖のパントリーにまとめるようにしました。パントリーは、渡り廊下でご両親の家へとつながります。「良いとこ取りの2世帯住宅で、のびのびと子育てができます」とHさん。無垢材の床は素肌に心地よく、直に座ったり、寝転んだりと好きなようにくつろげるので大満足だそうです。また好きな漫画家の絵を飾った珪藻土の壁の一角は、まるでギャラリーのような雰囲気になりました。キッチン裏のランドリースペースは、脱衣所と洗面所の間にドアを付けたのがこだわりで、来客時にも困りません。寝室に設けた書斎は、ご主人の趣味のグッズやパソコンが並び、2畳ほどの広さでも秘密基地のように落ち着ける空間となっています。



緩やかに繋がりながらプライベートを確保
プライベートを確保しながら、双方の家をいかにしてつなぐか苦心しました。家事がスムーズに出来るよう、キッチンにはパントリーやランドリールーム、サンルームを隣接させるなど、長年に渡りハウスメーカーが建てた窮屈な生活環境から抜け出したいというH様の願いを具現化。また、ダイニングテーブルなどはネットで購入したものを使用するなど、H様のセンスが光るマイホームが完成しました。