地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
数寄屋風建築と瓦葺きが風景に溶け込む、暮らすほどに愛着の深まる佇まい
- 東串良町/T邸
- 【施工エリア】
- 【面積】延床:113.71㎡(34.39坪)
1階:113.71㎡(34.39坪) - 【構造】工法:木造軸組在来工法/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】1,500〜2,000万円
昔ながらの家づくりで、思い出が詰まった住まい
ご主人の定年を機に、ふるさとへ帰郷することを決心したTさんご夫婦。遠くに国見岳を望むこの地に、数寄屋風と瓦葺きの屋根が美しい和の佇まいを完成させました。
当初は和風派の奥様と洋風派のご主人で意見が分かれたこともあったそうですが、ここは150年ほど前(江戸時代末期)に建てられた母屋がある宅地。「出来る限り母屋を残して、それに並ぶ住まいにしたい」と、伝統技法を取り入れながらモダンな建築を手がける三栄ハウジングに依頼することになったといいます。
これまでも富士山の近く、山景を眺める心穏やかな住まい。「今まで生活してきた住宅間取り図を取り入れたい」「家具がすっきり納まるよう埋め込み式にしたい」という二人の要望から、収納家具21品がすべて納まるように設計されています。数寄屋風の外観や瓦葺き屋根など、日本の木造建築の美しさを細部にまで取り入れ、玄関や寝室からは家族の顔がいつも見えるように小窓を設置。モダンな雰囲気を盛り込んだリビングには長年愛用していたイスや大好きな絵画が飾られ、使い勝手がよく奥様もうれしそう。「昔ながらの家づくりに思い出を詰めて、現代の感覚も取り入れる」。そんな愛着の深まる暮らし方を楽しんでいます。
狂いの生じない同社の「匠の技」
T様のご要望をかなえるために、何度も足を運びプランを進めて参りました。数百年にわたり受け継がれた日本の木造建築に現代感覚を取り入れ、狂いの生じない匠の技をいかんなく発揮させていただきました。室内環境への配慮、台風や地震にも強い資産価値の高い家づくりに、大変満足いただいているようです。