Sumika鹿児島版25号
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 「お金に関すること」は、今回調査した5つの項目の中で最も失敗率が低くなりました。慎重に検討された結果が出ています。お金に関するポイントは、「人生の変化を的確に想定しているかどうか」にありそうです。生活の変化によって実質的なローンの負担感は変わってきます。日頃からできるだけ余裕のある計画を立てておくことがポイントです。 最近では、あまり利用されませんが、ボーナスを当てにした返済計画はリスクが高くなります。自己資金を準備する、周りの声に振り回されずに小さな家にするといった身の丈に合った計画を立てることが、お金で失敗しないためのポイントです。【年齢層別】【建築時期別】【工事依頼先別】「若いうちにもっと貯金をしておけば良かった」(男性・38歳)「主人は転職していませんが、当初より収入が安定せず、返済が計画通りにはいかなくて、借り換えなどをしてしのいできた。やっぱり資金をきちんと確保してからのほうが楽だった」(女性・49歳)「頭金をほとんど貯めていない」(女性・48歳)「目先の金利だけでなく長い目でみて銀行を決めればよかった。もっと自己資金を用意したかった」(女性・35歳)194※アンケートの回答から抜粋地場工務店・大工N=148大手ハウスメーカー・ビルダーN=127建築家 その他N=2530代N=4517.840代N=989.250代N=952.160代N=621.610年以内N=1048.720年以内N=1077.521年以前N=893.43.410.28.0失敗あり   失敗なしパターン❶「自己資金が足りなかった」0102030405060708090100(%)失敗なし93.3%300人中 20人が回答「失敗」と回答した人の割合属性別に見た「失敗」と回答した人の割合その1 資金計画失敗あり6.7%お金のこと失敗率 6.7%

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