213家づくりの基礎知識プランを詰めるにあたっては、基本設計をベースにして、依頼先と話し合いを重ねていきます。ここでしっかりとコミュニケーションを取って進めていくことが大切。希望が正しく伝わるには、望みのスタイルはもちろん、家族関係や来客が多いかどうか、家族がどんな趣味を持っているかといったプライベートな部分も伝え、本設計となる図面を作成してもらいます。本見積もりの様式は、「工事一式」と書かれ、内容が曖昧な場合もあります。少なくとも見積書の明細(工事費内訳明細)はもらうようにしましょう。また、この見積書を基に工事請負契約が結ばれるので、事前にすべての書類を用意してもらい、契約までに疑問点を解消しておきましょう。家づくりのPOINT家づくりのPOINT依頼先が決定したら、仮契約を結びます。間取りや設備などを打ち合せし、①基本設計②実施設計③本見積もり―へと進めていきます。また、この時期に住宅ローンの借り入れ先を検討するのが一般的です。契約時には、契約書や約款、工期や建築費用、支払日などをしっかりと確認し、納得した上で契約しましょう。・確認申請の許可を取る・設計図や見積もり金額が打ち合わせ通りか確認する・今後のスケジュールを確認する・ラフプランと概算見積もりを比較する・金額だけではなく総合的に判断・依頼先と仮契約を結ぶ本設計・本見積もり依頼先の決定○○工務店87
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