プロがオススメする最新の建築事例です
快適に過ごせる住空間と 地域に愛される店を一つに
いちき串木野市春日町に移転オープンした、黄色と緑色の外観が目印のスパゲッティのお店「ポノボーノ」。細部へのこだわりやセンスがキラリと光る店舗付き住宅です。室内は白壁にダークブラウンのヘリンボーンが落ち着きある空間を演出します。白壁も機能や用途によって使い分けているのだそう。
バリアフリースロープやゆとりのある授乳室、キッチン上部に住宅側の水回りを集約するなど、レストランのお客様が心地よく過ごせるよう細かな部分も配慮しました。「トイレや入浴の音は意外と下の階に響くもの。お客様が食事や会話を楽しめるよう工夫しました」。さらに、1階にある倉庫の上に中庭を配置し、空間を有効活用しているのもポイントです。外からの視線が気にならないので、天気のいい日は洗濯物を干したり、プールやBBQなどに利用したりと活躍しそうです。
2階はLDKを中心に個室や水回りを配置しているので、暮らしの動線もスムーズ。リビングを見渡せる対面式キッチンを採用したり、子供部屋に行くには必ずLDKを通る動線だったりと親子のコミュニケーションが自然と深まる工夫が施されています。
要望を盛り込みつつ、当社の思いも伝えながら進めたD邸。自宅はコンパクトながらご家族が快適に暮らせるよう動線にもこだわって設計しています。「長く住み継がれる家」を目指して構造や機能性にも注力し、火災保険が格安になる断熱材・アップルゲートセルロースは自社施工。構造を強化するタイガーの耐力面材も採用しました。