地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
限られた敷地の自由度を広げる重量鉄骨で造る快適な住空間

- 鹿児島市/Y邸
- 【施工エリア】
- 【面積】延床:159.56㎡(48.26坪)(車庫部分34.78㎡含む)
1階:84.46㎡(25.54坪)
2階:75.10㎡(22.71坪) - 【構造】工法:重量鉄骨造(ラーメン構造)/基礎:ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
閉じているのに外を感じられる家
道路や隣地が迫る住宅街にある自宅を建て替えたYさん。以前は道行く人の視線が気になっていたそうです。「地震に強い鉄骨の家にしたい」と決め、偶然見つけたのがはまさき建設でした。「鹿児島にも鉄骨を扱える会社があるんだ!と驚きました。私たちの価値観をわかってくれて、人柄もよかった。メリットやデメリットを明らかにしながら、とにかく一生懸命考えてくれました」。
完成したY邸は、建物の半分が宙に浮いているかのようなモダンなデザイン。強度を保ちながら自由に設計できるのが重量鉄骨の家の特長です。特に同社は鉄骨の自社工場を持っているのでコストも抑えることができます。
生活空間は2階がメイン。外部と室内の目線の高さに差をつけることでプライバシーを確保しました。フロアの中央には4方向を囲まれたウッドデッキタイプの中庭を設置。光と風
を取り込むのに重要な役割を果たし、家族団らんをしたり洗濯物を干したりとさまざまなシーンで活躍します。「囲まれているのに閉塞感はない。お昼前になるとリビングまでぽかぽかとした陽気が届き、気持ちいいです」と奥様。中庭上部を横切る躯体を利用した展望デッキに上ると360度の眺めが。外に閉じた家でありながら、最高の開放感を味わうことができます。



豊富な駐車スペースと、ゆとりの中庭を確保
街中の住宅地の39.7坪と決して広いとはいえない敷地。4、5台停められる駐車スペースをどう確保するか、どのようにしてプライバシーを守るか、それによって閉鎖的になりがちな部分からいかに光と風を確保するか。矛盾のなかで住空間の快適さを追求し、少しばかりの遊び心を取り入れながら計画しています。