プロがオススメする最新の建築事例です
見飽きることのない景色を 日々の暮らしに取り込む
愛知県出身のMさん。以前、仕事で5年ほど鹿児島暮らしを経験した際に「セカンドライフは鹿児島で」という思いが芽生えたと言います。住む場所についてはリタイア前から何度も来鹿して、レンタカーと折りたたみ自転車で探索。気に入ったエリアを見つけたものの、独自で動いた土地探しは難航します。気づけば3年という時間が経っていました。
そんなMさんが助けを求めたのが『絆』です。移住を希望するエリアに根差し、不動産から住宅建築までワンストップで手掛ける同社。熱意を受けて理想の土地探しへ臨み、錦江湾と桜島を見渡せるこの敷地の入手に成功したのです。より見晴らしがよくなるようにと、向かいの雑木林の伐採も実行。住み手のために尽力する同社の姿勢に、Mさんは賛辞を惜しみません。
南東に設けた大きな開口が切り取るパノラマの風景をはじめ、屋外との一体感を高めるデッキなど、プランニングでも眺望を活かす工夫をふんだんに。シンプルな間取りにも、大切にしたいスタイルや自分らしさが表現されています。「目指したいのはいつでもウェルカムな家」と笑うMさん。今日も大好きな眺めとともに一日を過ごします。
M様邸の敷地は、建物付きで販売されていた広大な土地の一部。粘り強い交渉の結果、快く譲っていただけました。ポイントはやはり景観を重視した造り。各居室からの眺望を考慮し、建物の向きを工夫しています。延床面積は小さいですが、デッキテラスをつなげることで室内からの広がりを演出。M様が描くイメージの具現化に注力しました。