プロがオススメする最新の建築事例です
パッシブデザインを採用して カッコいい職住一体を実現
南面に大きく開いた窓とシンプルな外観デザイン。住宅地の中でもパッと目を引くS邸は、ご主人が代表を務める『Design Studio H』を併設した職住一体型です。お客様が来店して打ち合わせるシチュエーションも多いため、駐車スペースや開口に配慮した建物配置となっています。プランニングから施工までを手掛けたマルタ建設はSさん家族と旧知の中。勝手知ったる間柄ですが、あえてプロとしての提案を行い、住まい手と一緒に造り上げるスタイルを実践。満足度の高い住まいを実現しています。
ご夫婦が最も重視したのは、家族の安全に関わる耐震性の高さ。同社では、地震・台風にも強いスーパーウォール工法を採用。また、パッシブデザインや自然素材による仕上げで、人にも自然にも優しい空間を提供します。S邸でも建物内外に天然木をあしらったり、窓計画を工夫したり。それらにご夫婦の考える間取りやインテリアが加わり、独自のスタイルへとつながったのです。実は新居で過ごした1年間で2回ほど小さな地震を経験。「揺れを全然感じなかった」と笑顔での一言に、わが家への厚い信頼を感じました。
S様は当初から、耐震性をはじめとする住宅性能に着目されていました。SW工法は、揺れに強いだけでなく気密・断熱性の高さも魅力。構造体に用いることで、安心・快適な住まいをかなえます。今回はワークスペースを含めた職住一体のプラン。来客と家族、それぞれの動線を整理し、どちらも心地よく活用できるレイアウトに注力しました。