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天然木が彩る快適な住空間が とっておきの日常を奏でる
3年前、故郷にUターンした中村さん。親の近くで暮らすため、実家に隣接する敷地にわが家を建てました。手掛けたのは、自然素材を用いた温もりのある住まいづくりを実践するマエダハウス。実は中村さんがまだ県外に暮らす頃から、ご両親が綿密に同社の下調べを行っていたそう。「休暇で鹿児島に戻ったタイミングで私も一緒に完成見学会へ。もともと木をふんだんに使うスタイルが好きで、一目で気に入りました」と中村さん。その際に見学した住宅の間取りにも惚れ込み、中村邸のお手本として随所に反映されています。
外観だけを見るとコンパクトですが、室内に入ると印象は一変します。勾配天井がもたらすダイナミックな吹き抜けと、行き止まりの無い回遊動線が体感的な広がりを演出。部屋数を最小限に抑え、中村さんのライフスタイルにフィットする必要十分なプランに整えました。もちろん、住空間のあちこちに表情豊かな無垢材を採用。特に、浮き出た木目が心地いい浮づくり加工の床に癒されるのだとか。趣味の音楽鑑賞を心行くまで楽しむ環境づくりにも、木材による仕上げが貢献。自分らしい時間の創出をかなえる住まいです。
当社の住まいの基本は「あたたかさ」です。天然木や自然素材による視覚的な温もりから、高い断熱性能を誇るデコスドライ工法での体感的な暖かさまで。もちろん、夏は涼しい環境を創ることが大前提で、風通しや日射への配慮も抜かりありません。中村様邸では本格的な音響設備を置くため、床下の補強や圧迫感を払拭する工夫を実践しました。