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機能美がにじむスキップフロアが つないでいく幸せな時間
T邸が建つのは、隣家や道路からの視線が気になる住宅地。加えて、敷地内に1mほどの高低差があり、造成の必要も考えられました。土地探しからプランニングまで、アクシスデザインスタイルのサポートを受けて進めてきたご夫婦。当初より「予算の範囲ですてきな家を」との要望を出していたそう。
そこで実現したのが、敷地の段差をそのまま活かすスキップフロアです。玄関ホールから数段上がった1階は、吹き抜けで開放感をプラスしたLDK。大きな窓とプライベート感のある庭を備え、子供たちも伸び伸び過ごせます。中2階に水回りを集約し、2階は個室を配置したプライベートゾーンに。階段が主な動線ですが、奥様によると「日常の家事の行き来に使うのは5段ほど。住むまでは不安もあったけれど、生活の上で負担は感じていません」。また、LDKにクロークを設け、子供たちの通園着や道具などを一括収納。いちいち個室まで移動せずに済むと好評です。
T邸のパブリックゾーンで徹底されていたのが、おもちゃも小物もサッとしまえる〝見せない収納〟。インテリアになじむ作り付けで、無理なくホテルライクな空間を実現しています。
T様ご夫婦のリクエストを踏まえ、敷地の特性やコスト面も考慮してプランニングを行いました。制限がある中で、いかに「ライフスタイルに寄り添えるか」「個性を出せるか」が腕の見せどころ。一見するとデメリットになる敷地の段差も、スキップフロアを用いることで、楽しさやプライベート感、利便性を創出できたと思います。